認知症治療病棟について(令和5年10月1日~)
認知症と診断され、精神症状や行動障害が認められる方、また、自宅や施設での介護が困難な方を対象とした病棟です。
専門的なケアを通して、患者様の症状緩和を図り、再びご自宅や施設での生活に戻れるように支援を行います。
このような症状でお困りではありませんか?
これらは「幻覚・妄想・※夜間せん妄」などの精神的症状と、
「不眠・徘徊・異食」などの行動障害として認知症に著名となってきます。
(※夜間の暗闇の中では、状況を飲み込む事ができずに不安・恐怖によりパニックになってしまうこと。)
時には不安感や恐怖心、興奮等からの介護拒否として現れることもあります。
私たちは生活機能回復訓練を用いて患者様のケアを行っております。
日常生活動作(ADL)に関連した訓練であり、毎日の身だしなみ、食事、入浴、トイレといった、生活に必要な能力の維持・回復を図ります。
病棟には専従の作業療法士が在籍し、看護師、看護補助者等、多職種による連携を行いサポートいたします。
石越病院独自の取り組み
当院の認知症治療病棟では精神科作業療法の施設基準に基づいて、学校形式のレクリエーションが日々行われております。
専用の教科書を用いて授業を行いますが、勉強をするのではなく、患者様の思い出を想起し、語る、回想法を軸としたプログラムです。
「新しいことは中々記憶できないが、昔の事ならよく覚えている」
認知症の特徴に着目した内容となっており、懐かしの話題を通して患者様の意欲を引き出します。
石越病院
名称:医療法人財団姉歯松風会 石越病院
所在地:宮城県登米市石越町南郷字小谷地前245番地
TEL 0228-34-3211
FAX 0228-35-5021
理事長 小山敬子
院長 白幡成生
開設 昭和37年4月(法人成 昭和54年12月)
診療科目 精神科・神経科・内科
許可病床 120床